6月12日に明治大学の柔道場に於いて明治大学体育会合気道部との合同練習会が行われました。
内容は準備運動に始まり、先ずは少林寺拳法部が合気道部に少林寺拳法を紹介する形で、剛法の代表的技術の突き蹴りと柔法である片手十字小手の練習をし、次に自分達少林寺拳法部が合気道の技術を教えて貰うという流れでした。
合気道部の方々にとってミットを用いての打撃の練習は新鮮だった様で技術を楽しんで居られました。柔法の練習では互いの武道の持つ技術の共通点や相違点に関する意見を交換し、其処から新しい発見をする事が多々有り、自分達も大いに勉強する事が出来ました。
合気道を学ぶ時間では、共通点を持ち乍らも少林寺拳法とは多少趣を異にする非常に興味深い技術の数々を教えて頂きました。其の様な技を学ぶ事は違う観点から少林寺拳法を見直す事の出来る良い機会だと感じました。
今回の合同練習会の様に異なる武道を学ぶ団体が共に稽古するのはあまり多く在る事では御座いません。此の様な貴重な機会は単なるレクリエーションではなく、他の武道の技術を吸収、消化し今後の修練の中で活かす事を考える事で初めて意味有る物に成ります。此の事を肝に銘じ、明日からの修練に励もうと思います。
最後に此の大変有意義な行事を企画して頂いた関係者の皆様に深く感謝申上げます。
一年部員 山根洵
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